関連記事ガジェットのないBloggerには外部ツールの関連記事ガジェットを使う方法がある, Use a related posts Widget in Blogger Template without related posts gadget, 没有相关阅读小工具的Blogger可用外部提供的相关阅读小工具


    当ブログは現在、Blogger 用日本語のテンプレート「Vaster2」を使っておりますので、ご覧の通り、記事下に関連記事が表示されています。「Vaster2」には関連記事ガジェットが標準装備されているからです。

    Blogger のユーザーならわかりますが、Blogger の標準テンプレートには、関連記事ガジェットがありません。少々触れたいのは、Google ADS の広告ユニットには、関連記事の広告ユニットがあります。しかし、ADSを申請して上、PV数が1000回/日以上、記事数150以上と言う前提条件をクリアしないと、広告ユニットは使えない状況です。

    つまり、Blgger の管理メニューから「レイアウト」機能に入っても、標準で関連記事ガジェットは追加できず、「人気の投稿」や「最近の投稿」等追加できるウィジェットが数十種類あるのにも拘わらずです。

    Blogger が新しいバージョンになり、現在は「最近の投稿」と言うウィジェットも消え、代わりに「注目の記事」で、1記事のみしか指定できないウィジェットがあります。何故関連記事ではなく、「注目の記事」なのか、あまり理解できる仕様変更ではありません。

    外部テンプレートでも関連記事ガジェットを装備しているものと、装備していないものがあります。いっそう、ブログツールのような外部関連記事ガジェットはないものかと思っていましたが、関連情報を収集しているうちに、関連記事ガジェットを幾つか見つけましたので、見失わない様にリンクを残さなくては、と思いました。

Bloggerでも使える関連記事ガジェット

relpostsgad(リレポスツガッ) 
作者:pekoオッサン(エンジニア)
特徴 :
● 関連記事は(プログラムによる)構文解析によって自動検出します。
ガジェットの設置はコピー&ペーストするだけ(コードは2行のみ)です。
● オプション(HTML要素の値)指定で動作や表示をカスタマイズできます。
● シンプルな表示です。(テキストのみ、下図参照)
● スタイルシートでのカスタマイズも考慮しています。
● 無料でご利用いただけます。


特徴:
● 画像のタテ・ヨコ比が違ってもきれいに並ぶ
● スクロールで多くの記事を推薦できる(PC推薦)
● スマホ / PC / タブレットあらゆるサイズのデバイス対応
● Javascript使用でOFFになっていると表示できない
● robots.txtで拒否されるページや一般公開しないサイトは表示できない
● 将来的に広告を入れる可能性あり

    しかし、記事見直し段間でチェックしたところ、残念な事に、Milliard の関連ページプラグインは、2020年1月1日付けでサービス終了となり、既に設置してあるサイトでも、関連記事が表示されなくなるそうです。

LinkWithin関連記事とサムネール 
海外のガジェットです
特徴:
● 関連記事を各投稿ページの下に表示させる
● 最近の記事だけでなく過去記事も無駄にしない
● ページビューを増やし、読者の関心を引き付ける
● エレガントで控えめなデザイン
● 無料で簡単にインストールできます
● サインアップは必要ありません

    これも残念なお知らせですが、2020年9月の段階で、LinkWithin のリンク先が、404 Not Found となり、見つからない状態になっています。サービスが終了したのかどうか調べたところ、どうやら Google のサイトポリシーで https:// 標準化して以来の事らしいので、https://対応にしていません。

Smarter Related Posts Widget for Google Blogger - v2.0
マイク(WEB開発)
特徴:
● サムネールあり/なし/サイズを選択できる
● 2つのCSSスタイルを選択できる
● オプション指定によるカスタマイズができる
● 投稿ページ以外での表示/非表示を選択できる
● ウィジェットはjQueryプラグインとして書き直した

注)Blogger のテンプレートによっては、動作が確認できない場合があります。

    筆者の運営する複数のブログで表示できませんでしたので、とても残念です。

    いよいよ手詰まりかと思いました。ここで紹介した関連記事ウィジェットは、最初の文字だけ表示ウィジェット以外、画像表示機能があるものは全滅でした。最終的にコードの書き込みで、直接テンプレートに関連記事ウィジェットのようなものを、追加する最終手段を取る事になります。

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何故関連記事ガジェットが欲しいか

  関連記事ガジェットは結構重要なSEO要素なのです。ユーザーが情報を検索する場合、検索結果の1ページで満足するケースは余りない、筆者の場合もそうですが、より確しかな情報を得る為には何度もキーワードを変えて検索します。関連記事ガジェットがあれば、その必要情報を補えるかもしれません。そして関連記事はユーザービリティとして、複合的な効果があります。

  もし自分がユーザーだったら、投稿記事の下に関連記事を見つけられる事は、新たに検索するよりも有益な情報提供方法だと思います、探すことは結構労力と時間を費やされます。

  では、ブログ運営者にとってはどうでしょうか。
● ユーザーの滞在時間が長くなる事で検索エンジンの評価は上がる
● 折角提供した情報をより多く読んでもらえる(情報発信者の目的)
● 埋もれがちな過去記事を活かせる事ができる

  ブログ自体にメリットが多い関連記事ガジェット、正に内部SEO対策です。

関連記事ガジェットの気になるところは?

  関連記事のデメリットを考えて見ると、唯一気になるのはページの表示速度が少し遅れてしまう事ではないでしょうか、それが検索エンジンの評価を落とす心配に繋がるのかも知れません。しかし、関連記事ガジェットの作者は改善を進めているし、現在のインターネット環境では昔ほど気になるような時間差はありません。クローラが検出できる僅かな時間差は存在しますが、それよりもSEOのメリットが遥かに大きいのです。

  関連記事ガジェットの質とデザインも判断要素になりますね。当記事に挙げられた関連記事ガジェットは多くのユーザーが現在進行形で使っている有名ガジェットであり、今のところは特に問題なく稼働しております。筆者と仕事仲間がそれぞれ運営する別ブログでも、それらの関連記事ガジェットを使っており、取り敢えず問題はありません。

  もう一つ、Googleがコンテンツの自動生成に対するペナルティがある事で、関連記事ガジェットは自動的に記事のリンクを生成するから、スパム認定されるのではないですか?とGoogleオフィスへ問いかけた人がいました。

  それに対して、Googleのジョン・ミューラー氏の答えは、
コンテンツの関連記事を示すリンクは、ウェブサイトをクロールして、もっと多くのコンテンツを発見するのに、とても良い手段になる。
でした。また、Googleにとって、
問題になるのは、ページのメインコンテンツを自動的に生成している場合だ。大量のテキストを取得してきて操作したり、あるいは同義語を置き換えて自動でコンテンツを作り出したりしているのであれば、検索にとってはそんなに価値がないと私たちは考える。

    大丈夫です!関連記事ガジェット始め、ユーザーにとって有益なガジェットは、スパム扱いされる心配はないと言う事です。