Vaster2テンプレートのエラー修正, Error correction for Vaster2 template, 修改Vaster2模板的部分错误

    Blogger 用 SEO 対策済みテンプレート「Vaster2」を使用してから、発見した構造データのエラーの修正方法について、前回の記事で説明しました。詳しくは、下記記事にあります。

    構造エラーの発見と同時に、上記画像のような警告も2つありましたので、今日は警告の方も修正して行きましょう。

    その前に、エラー&警告の違いを知りたいと思って、調べて見ました。

    日本語では「エラー」と「警告」に訳していますが、英語サイトで調べて見た所「critical」と「non-critical」になっています。「error」は省略されています。これは明確に2種類のエラーがある事を示しています。「critical」は英語で「重大な、致命的」な意味であり、「non-critical」は「それほど致命的でない」と言う解釈になります。

    ネットで何度か「 Search Console のエラーは修正しなくてもインデックスに影響しない」と言う文面を見ましたが、「non-critical error」は検索エンジンにとってそれほど致命的なエラーでもないので、インデックスには影響しませんが、エラーで表示している以上、出来れば直してねと言う事ではないでしょうか。長く放置すれば、良い影響を齎さない事だけは想像できます。

    「critical error」は文字通り致命的なエラーで、Search Console はエラーを示すもので、誰にとっての致命的エラーかと言う問題ですよね。それはGoogle の検索エンジンにとってのエラーですよね。致命的なエラーならインデックスに影響を与えませんか?調べる手間をかけてもエラーは絶対に直したいですよね。

    人それぞれの解釈はあっても、「 Search Console のエラーは修正しなくてもインデックスに影響しない」と言う事にはならないと思いますので、ネットの情報も鵜呑みにはできません。

警告 dateModified の修正

    前回はエラーの1つに「dataPublished」を修正しました。英語の意味は「発行された日付」であり、勿論投稿に対しての日付発行日なので、「投稿日」と言うわけです。今回の「dateModified」とは「更新された日付」を意味し、投稿の「更新日」と言うことです。多分これも Blogger テンプレートがマークアップに対応していない事が原因でしょう。

    Blogger の管理画面のメニュー「テーマ」に入り、「HTMLの編集」をクリックします。前回のエラー修正に際し、既にテンプレートをバックアップしていれば大丈夫ですが、前回していなかった場合は、先ず、バックアップをしましょう。バックアップの必要性と方法を書いた記事を参考に貼って置きます。

    修正の参考をさせて頂いたサイト:すたすた式

    HTMLの編集画面で「CTL」+「f」で右上に検索BOXを開き、「hentry」を入力して下記コード部分を見つけ出します。

Vaster2テンプレートのエラー修正, Error correction for Vaster2 template, 修改Vaster2模板的部分错误

    下記画像にある反転部分の修正コードを下に追加します。

Vaster2テンプレートのエラー修正, Error correction for Vaster2 template, 修改Vaster2模板的部分错误

    警告が消えた事を確認できました。「テーマを保存」をクリックしてください。

警告 mainEntityOfPage の修正

    HTMLの編集画面で「CTL」+「f」で右上に検索BOXを開き、「hentry」を入力して下記コード部分を見つけ出します。(先ほどと同じ場所です)

Vaster2テンプレートのエラー修正, Error correction for Vaster2 template, 修改Vaster2模板的部分错误

    下記画像にある反転部分の修正コードを下に追加します。

Vaster2テンプレートのエラー修正, Error correction for Vaster2 template, 修改Vaster2模板的部分错误

    クリックすると大きい画像で見られます。ここのコードを追加してから、1行上のコードを半角の<!ーー     -->で囲みます。囲まれた部分はメモ書きとして認識されるので、全体のソースに影響を与えなくなります。

    ここの部分の修正があまり意味を理解できていないので、取り敢えずの措置として以前のコードを残しています。結果的には警告メッセージが消えましたが、良く勉強してみないと、他のテンプレートでも通用するのかどうかが分かりません。前回の構造エラーの修正方法に関する記事同様、応急措置のようなものです。

    これで、既にある程度有名になっていた、あの Blogger 用 SEO 対策済み日本語テンプレート「Vaster2」で、Search Console によって発見されたエラーが全て解決しました。SEO テンプレートの本格始動を大いに期待しておりますぞぉ~!

    今回のエラーがきっかけで構造化データの詳細を知りたくなり、いつか、新たなテーマにしたいと思います。謎は増えるばかりですね~

p.s.

    「Vaster2」の公開は2020年9月現時点で、終了していましたのが、とても残念です。当サイトでは、暫く使い続けますが、サポートが無いと続けられなくなる段階に備えて、新しい日本語テンプレートを紹介しております。Blogger ユーザーなら、ぜひお立ち寄りください。