Bloggerの管理画面, Control menu of Blogger, Blogger的控制屏面


    一時期、Blogger VS WordPress と注目されるほど、Blogger は日本で普及しそうな勢いがありました。

    今では WordPress が全世界のシェアの大半を独占しています。理由はオープンソースによる開発と、協力者による技術サポートが断然多いからです。

    また、WordPress日本語対応のテンプレート、しかもSEO対策済みのものが多くあり、アフィリエイターがコンテンツ作成に集中でき、効率を求める日本人に好まれました。

    しかしWordPressは自前のサーバーが必要で、最初からそれなりにコストが掛かるのです。筆者のような主婦業はコストがかかるものなら、大黒柱と相談しなければならず、残念な事に、我が家の大黒柱は IT 音痴の上、理解もない人です。

    つまり、筆者の様に、WordPress は選択肢にないような人もいます。残り道は Blogger のみになります。じゃあ国内ブログは?と思った人は、前回の記事をチェックして見て下さい。


    Blogger はあの Google 傘下のブログサービスであり、色々言われている事はありますが、昔は確かに使い物になりませんでした。しかし現在は、慣れて見ると快適なものです。

    Blogger にはどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか、お話します。

Bloggerを使うメリットはどこにある?

① 完全無料

    日本のブログサービスでも10~20個まで作れますが、Bloggerは1つのアカウントでブログを100個作れます。

    Googleはやはり懐が大きいです。もうありとあらゆる興味のある分野を、存分に書き散らしていいと言う事です。

    何故なら、日本のブログサービスは有料ブログにしないと運営に行き詰まりますが、Google の場合は検索、広告ありきのサービスで、更にビッグデータによる世界シェアを狙う事業計画であり、目線自体が全く違います。

    色んな意味から完全無料であるのは、Bloggerだけです。

② 強制広告なし

  日本のブログサービスでは強制広告があり、ユーザーのソフトである部分のコンテンツは、サービス側の広告料稼ぎの養分になっています。

    ブログの収益化を図るには、強制広告を取る必要があり、その為に毎月数百円って、なんですか?それ。

    Bloggerはサービス側の広告一切無しです。どうぞアドセンスを申し込んで、ブログの収益化をして下さいと、むしろ両手を広げています。

③ アフィリエイトは自由

    強制広告がないだけでなく、アフィリエイトを自由にしていいなんて、も~、Blogger は存在自体が尊いです。

④ カスタマイズ自由

   Blogger のコードは基本 HTML に従っていますが、少しだけ特殊です。ここが少々ネックです。でも勉強すれば、基本的にカスタマイズ自体は自由にできます。

⑤ Google Adsenseを使える

    先ほど、アフィリエイトは自由と言いました、つもり、どこの広告会社の広告でもいいのですが、それだけでなく、最新バージョンの Blogger は管理画面から直接 Google ads を申し込んで、使える事になっています。

    申請したブログと縛りがあるので、ブログごとに申請が必要らしいですが、これも少しネックになっていますね。それでもブログ内で ads 申し込めるのは、Blogger だけです。

    勿論、既に ads を使っている方は、紐づけして Blogger の全ブログで使えます。

⑥ Google Search Console との連携

    同じ Google のサービスなので、繋げるのがとっても簡単です。Blogger の管理画面から直接入って、各サイトの管理が楽々にできます。

    今時、サイト管理に Search Console は欠かせないでしょう。

⑦ Google Analytics との連携

    これも同じ Google のサービスで簡単に繋げます。Google Analytics の解析機能は素晴らしく、Google 以外のサービスや WordPress のブロガーも、特にアフィリエイトをしているサイトは、必ずと言っていいほど使っています。

    そもそも Blogger 自身でも、独自のアクセス解析を備わっています。これもなかなか便利です。

⑧ 独自ドメインが使える

    殆どのブログサービスにある機能です。独自ドメインだけはどこのサービスでも、自分で購入して使うので費用が発生しますが、独自ドメインには、サイトやブログの収益化に必要なメリットがあります。

    独自ドメインのメリットについては、一番下にリンクした内部関連記事をご覧ください。重要な事を書いてあります。

Blogger にもデメリットはある?

    一般的に言われることは以下の点です。

① 集客が大変

    Blogger は、pin1つ以外に集客ツールはありません。う~ん、確かに Pin は1つだけでした。

    Google の考えでは、訪問客が自然発生的に必要な事をや知りたい事を、自らキーワードによって検索を行い、そこに検索エンジンがお薦めの記事を優先順に表示させる事が、もっとも「自然な姿」であるからです。

    マーケティング的に集客をするならば、SNSなどがあります。以前、Google アカウント内にあった SNS「G+」では、Blogger 投稿を公開すると同時に自動的にアップできる機能がありました。

    残念な事に Facebook の勢いに押され、運営中止となりましたが、現在の SNS はどれも簡単に Blogger のコンテンツを共有できるので、困る事はないと思います。

    Blogger にもソーシャルボタンがあり、何も訪問客だけが使うものではなく、運営者自身もどんどん記事をそれぞれの SNS へクリック1つで飛ばせます。もはや、集客が大変と言うのは、Blogger のデメリットでも、なんでもないと思います。

    筆者が以前 seesaa ブログを使った時に、教えてもらった通りに Pin を20数か所に飛ばしていましたが、アクセスが増えたためしがありません。

    Pin 先はことごとく耳慣れないところばかりで、自分自身が見た事も無いようところです。そんな Pin でアクセスを期待しても、意味がありません。

    実際の生活において、欲しいものを買う時、ニュースで気になった事をもっと知りたい時、生活必需情報を調べる時、家族の為や教育関係の情報も含め、筆者は 100% キーワード検索をしています。皆さんは違いますか?

② テンプレートが少ないしカスタマイズは専門知識が必要

    「Blogger Templates」で検索すると、沢山のテンプレートを見つけられますが、問題は日本語対応がまだまだ少ないですね。

    標準搭載のテンプレートも種類が少ないです。フリーの開発者の仕事だと思っているのでしょう。

    最近は日本のブロガーによる、日本語対応のBlogger専用テンプレートが公開されています。筆者も幾つか実際に使って見ました。詳しく知りたい方はメニューで見つけられると思います。勿論、海外のテンプレートも紹介しています。

    ユーザーが増えれば、自然とサポートも増えます。カスタマイズなども、専門ブログは良くもありますよ。過去のイメージばかり引きずってしまいがちですが、Blogger も進化しています。

③ 情報が少ない

    今は十年前と比較すると、情報が少なくはないです。さきほども言いましたが、既に Blogger 専門の情報を発信しているブロガーが沢山いて、筆者も素人目線の情報を発信して行こうと思っています。

    情報は増えて行きます。ユーザーが増えればもっと早く増えます。

    筆者は国内ブログも使っていたが何年も放置しています。Blogger が少しでも広告収入を持たせてくれるのと、残念ながら国内ブログのコンテンツを充実させるポテンシャルが上がって来ません。

    せっせとSEO対策を施して、Blogger サイトを育てるのに忙しいですw

    どうですか?Blogger よりいいブログを無料で、国内で見つかりますか?全くの初心者でも、すぐにブログを始められるよう、こんな記事を書きました。

    でも、その前に、あなたのブログは何を目的にしていますか?コンテンツの内容ではなく、運営開設の目的です。日記や趣味を綴って自己満足だけでいいのなら、上記記事に行って、速攻始められます。

    もし、あなたが筆者の様に、ブログで少しでも収入を、と考えているのなら、その前に読んで欲しい記事があります。